2014年10月22日水曜日



知られざるヴェネツィアの天才
リガッティの世界
 
12月19日(金)19時開演
 京都文化博物館 別館ホール


12月プリンチピ恒例の文博コンサートのお知らせです!
17世紀ヴェネツィアの作曲家、ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティの作品を集めたプログラムです。
合唱、声楽アンサンブルを中心とした透明感のある洗練された作風の宗教曲には、独立した弦楽器、管楽器パートも多く指定されています。

幼少の頃より歌手としての頭角を現し、あの巨匠モンテヴェルディの下、合唱隊員をつとめたジョバンニ・アントニオ・リガッティ。十代の後半には既に作曲を始め、35歳という若さでこの世を去るまでに残した作品は膨大な数です。

ヴェネツィアらしい壮大なスケールの作曲法を受け継ぎながらも、晩年のモンテヴェルディを彷彿とさせるスタイルは斬新で、バロックの初期から中期へと向かう勢いが感じられます。日本のみならず世界的にも今まで脚光を浴びる事の少なかった、天才リガッティの作品が400年の時を超えて甦ります。

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