2019年8月2日金曜日

「16〜17世紀の宗教合唱曲を歌う会」        第6回演奏会のお知らせ


「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」第6回演奏会

Selva morale e spirituale
「倫理的・宗教的な森」
クラウディオ・モンテヴェルディ作曲

「倫理的・宗教的な森」 (1640~41年 ヴェネツィアにて出版)より
“Beatus vir qui timet Dominum" 
「幸いなるかな、主をおそれ」
“Confitebor tibi Domine” 
「主をほめまつる」
“Jubilet tota cibitas”
「すべての民よ喜べ」
 “Magnificat” 
「我が魂は主を崇め」

〈器楽曲〉
  Canzon a8 /F. Cavalli 
  8声のためのカンツォン/ F. カヴァッリ
  Sonata a10 /F. Cavalli 
  10声のためのソナタ/ F. カヴァッリ
                ほか

2019年11月2日(土)17時開演 (16:30開場)
日本基督教団 神戸聖愛教会

    演奏/「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」 
    指揮/笠原雅仁 

・料金
 <前売> 2,000円   <当日> 2,500円   <学生> 1,500円

・お問い合わせ&チケットご予約
 utaukai1617@yahoo.co.jp  (「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」実行委員会)

日本基督教団 神戸聖愛教会
〒651-0092 神戸市中央区生田町1-1-27
[新幹線・地下鉄]新神戸下車すぐ[市バス]布引バス停下車すぐ
JR三ノ宮、地下鉄・阪急・阪神三宮駅からは、
神戸市バス2系(阪急六甲行き)にお乗りください。

 
賛助出演:岡本雄一(テノール)、大内山薫(ヴァイオリン)、淡島宏枝(ドゥルツィアン)
企画・音楽指導:笠原雅仁 上野訓子 緋田芳江 大内山薫  松田洋介
主催:「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」実行委員会
協力: 神戸聖愛教会、神戸雲内教会   


 今年結成6年目を迎える「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」では巨匠クラウディオ・モンテヴェルディの
「セルヴァ モラーレ」と、同時期に活躍した作曲家の作品を取り上げます。この「セルヴァ モラーレ」は、
「聖母マリアの晩歌」(ヴェスプロ)やミサ曲などと同じくモンテヴェルディを代表するの宗教作品集です。
モンテヴェルディがヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長をしていた頃に作曲され、タイトルページには
ゴンザガ家に献呈すると記されています。今回は40曲にも及ぶ宗教曲を収めた膨大な曲集の中から選りすぐった作品に加え、フランチェスコ・カヴァッリの器楽曲なども織り交ぜてご紹介したいと思います。聖愛教会の素晴らしい響きの中、声楽と古楽器によるアンサンブルをお楽しみ下さい。

ソプラノ
石井かおり 上木裕子 梶山言葉 梶山すみれ 辛川千奈美 岸田敬子 黒原みどり 
久保智江子 鈴木伸子 内匠敏子 武貞育子 仲美砂里 南部優子 中井緑 
林けい子 緋田芳江* 平田真理 古田千壽 三島由紀子 山川美奈子  

アルト
有田京子 石野順子 杉林貴子 直井妙子 渕田和子 宮田瑞江 山縣文

テノール        
飯野タケル 岡本雄一* 小栗献 西口信幸 松川泰廣

バリトン&バス
澤瀉久方 桂野龍太郎 杉木一郎 鈴木信司 東尾陽平 長谷川俊 山本敏雄

ヴァイオリン        ヴィオラ・ダ・ガンバ
大内山薫* 椎健太郎    萩野伊都子

コルネット             サクバット                        
上野訓子* 島本宗和 山縣満    小林篤 清水百合子 都築朋彦 南昌明   泰弘泰弘

ドゥルツィアン   オルガン        テオルボ
淡島宏枝*     小泉夏子 小林美紀   竹内茂夫    
                                      (*印はゲスト出演者)

《音楽指導》
(声楽と通奏低音)笠原雅仁  (器楽)上野訓子 
(声楽トレーナー)緋田芳江  (弦楽器トレーナー)大内山薫  (管楽器トレーナー)松田洋介


「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」
神戸松蔭女子学院大学宗教センターの主催で2014年まで毎年開催されてきた公開講座とクリスマスチャリティーコンサートの参加者が集まり結成。同年からは指導者と演奏者自らが企画、運営するかたちで「16~17世紀の宗教合唱曲を歌う会」として新たにスタートしました。これまでに、第1回発足記念演奏会としてモンテヴェルディ作曲「“その時”の主題によるミサ曲」を、第2回演奏会では同じくモンテヴェルディ作曲の「聖母マリアの晩課」を取り上げるなど、なかなか演奏される機会の少ない作品に取り組んでいます。また、練習会では当時の音律やピッチの事、当時の楽譜の読み方などを取り入れ、演奏する上で不可欠なルネッサンス後期からバロック初期にかけてのセオリーを楽しく学んでいます。